Q27:矯正装置をはずした後も何年も夜寝る時に矯正器具をつける必要がありますか?

【質問】
質問者:俊
高校2年の男子です。現在矯正をしていて何年もたちました。
(上、下ともに2本計4本抜歯しました。)そしてやっと終わりが見えてきました。
これで終わりと思っていたら矯正後歯が崩れないようにあと2年くらい矯正をして
(上、下の前歯6本の裏側に針金のようなものです)
さらにその後寝るときにつける矯正具を5年以上つけろ、といわれました。
そんなに長い間かかるのでしょうか?
友人達は僕より遅くからはじめたのにもかかわらずすでに終わっている人もいます。
先生は矯正後歯が崩れる可能性があるからまだ矯正をしろ。と言っています。
このまま続けるべきですか?僕はできるならやめたいと思っています。

【回答】
動的矯正治療、すなわち、歯を積極的に動かす時期が終了しますと、装置をすべて取り外します。しかし、この時点で矯正治療は終了ではありません。実は、装置を取り除いた後にまったく何もせずにほおっておきますと、少なからず、後戻りが生じてしまうのです。そこで、ご質問にあるように歯の裏側から針金で固定しておきますと、後戻りを防止できるのです。この装置は動的治療中の装置と較べてまったく違和感もなく楽なものですので心配要りません。
 しかし、針金で歯の裏側からしっかりと固定しておき2年くらい経過後に針金を取りのぞくと、やはり後戻りが生じることがあります。それで、さらに5年くらい矯正具をつけるようにと主治医の先生はおっしゃっているのかも知れません。
 当院では、しっかり歯を固定することがかえって歯の後戻りを生じさせると考え、最初に針金で歯を固定することはせずに、患者様が自由に取り外せる装置を装着してもらい、歯を自然な状態におきながら後戻りを防止するようにしております。

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