8020達成者に学ぶ

厚生労働省が、平成18年6月2日に発表した平成17年度歯科疾患実態調査によると、80歳で20本以上の歯を有するものの割合が初めて、20%を超えたということである。

歯を可能な限り残していこうという歯科医の努力と、口腔衛生観念が広く世の中に浸透しつつある結果であると嬉しい限りである。
一矯正歯科医として、治療を通して患者様が生涯、ご自分の歯でかめるよう手助けして差し上げたいと常日頃より考えている。

歯周病に罹患した状態で歯に外傷を引き起こすような無理な荷重が作用すると病態が急速に進行し歯が失われることとなる(咬合性外傷)。
咬合性外傷に罹患しないような咬合を育成し、管理することが矯正歯科医に現在求められている。

食物の咀嚼時や、くいしばりなどの異常機能時にも歯に咬合性外傷が生じないためには前歯部の咬み合わせ(アンテリアガイダンス)の達成がとても重要である。8020達成者はみなアンテリアガイダンスがあるのも事実である。

そこで明日からは矯正治療におけるアンテリアガイダンスの達成について書き留める。

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