SASを併用した下顎前突の治療

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下顎前突の治療では、前の方に倒れてきた臼歯群を、後方に起こしてあげ、下顎前歯を後方に移動するためのスペースを確保することが大切です。成長期のお子様では、下顎の前方への成長を抑制、上顎の前方への成長を促進したりするなど成長を治療に活用できますが、成人の場合には、成長の活用は不可能です。そこで、効果的な歯の移動が可能なSASを併用して、治療いたします。 A:親知らず(第三大臼歯)を抜歯します。 B:第二大臼歯を後方に移動します。 C:第一大臼歯を後方に移動します。 D:前歯部の後方移動に必要なスペースが確保されましたので、まず2本の小臼歯を後方に移動します。その後、犬歯を含む6本の前歯を一塊にして後方に移動します。不動の固定源であるSASの併用により、今まで顎の手術を併用しなければ治すことができなかった症例も、矯正治療のみで治すことが可能となってまいりました(菅原準二 論文より図引用)。

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