強い力が歯に作用した際の歯周組織の反応

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歯に強い力が作用した場合、圧迫側の歯根膜内の血管は、押しつぶされて血流がなくなって、一部の歯根膜は壊死してしまいます(Bの赤い部分)。

血流がなくなり、歯根膜内に破骨細胞が現れることが出来ないため、歯槽骨内の骨髄側から破骨細胞があらわれ歯槽骨の内部から骨が吸収され壊死した歯根膜に到達します。

吸収が歯根膜の部分に及ばない時期には、歯はほとんど移動しません。そして、吸収が歯根膜におよぶと、突然、歯が大きく動きます。このように内部から歯槽骨が吸収されるその仕方を「穿下性吸収」といいます。この場合強い痛みを伴い、歯もぐらぐらと揺れます。

矯正治療で作用する力が強すぎる場合はこのような現象がおこり、歯根が吸収される場合もあります。ですから、歯に最適な弱い力を加えて痛みを抑え歯を安全、確実に動かすことが肝要です。

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