唾液はどこでつくられ、どこから出てくるの?

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口腔内面に開口する唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があります。

大唾液腺には耳下腺、顎下腺、舌下腺の3種類があり、分泌細胞でつくられた唾液が太い導管を通り運ばれて口腔内の特定の場所に排泄されます。

耳下腺は耳の前下方に位置し、導管である耳下腺管は上顎第二大臼歯付近の口腔前庭にみられる耳下腺乳頭に開口します。

顎下腺は顎舌骨筋の下方に位置し顎下腺管は腺の後端から出て、顎舌骨筋の後縁を廻り、その上に出て、舌下腺の内側を前進して舌下小丘に開いています。

舌下腺は顎舌骨筋の上方に位置し大舌下腺管は顎下腺管と合し、または独立して舌下小丘に開き、多数の小舌下腺管は舌下ヒダに沿って開いています(A)

洗浄能力やph緩衝能力を有する唾液が届かない、上顎前歯部の唇側、後方臼歯部、下顎歯の唇側、頬側はカリエスリスクが高い部位といえます(B)

唾液は味覚や咀嚼などの刺激に反応して分泌される刺激唾液と刺激のないときに自然に流れ出している安静時唾液とに分けられます。

安静時唾液は毎分平均0.3ml分泌されその構成比は顎下腺が一番多くなっています。

刺激唾液は毎分1.0-1.7ml分泌され、その40-50%は耳下腺から分泌されています。刺激唾液の緩衝能は安静時唾液のそれと比較して高くなっています。睡眠時は唾液分泌がほとんど停止します(C)

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