現代の若者に多く見られる特徴!
現代の若者の、体格、顔面、歯列、顎関節などにみとめられる共通の特徴について詳しくまとめてみます(筒井昌秀、照子著、クインテッセンス出版 包括歯科臨床 から 引用) 。
●体格
背が高く胴が短く顔が小さい。足が長く筋肉はついていない。姿勢が悪い。頬杖をつく。
●顔面
上下顎骨が後退し鼻が高い。顔の横幅、とくに下顔面がせまく、長い(逆三角形)。皮質骨が薄く、骨密度が低い。咀嚼筋が細く弱い。上下顎骨が小さく狭い。下顎骨は「し」の字型。下顎角が大きい。下顎が非対称。短顔型が減少(長顔型の増加)。
●歯列
叢生、開口の増加。 舌低位
●歯槽骨
皮質骨が薄く、骨密度が低い。
●歯
先天的欠場の増加(第三大臼歯、側切歯、第二小臼歯、第二大臼歯など)。上顎中切歯の巨大化。上顎側切歯の矮小化。
上顎第二大臼歯舌側近心咬頭の巨大化、遠心咬頭の矮小化。臼歯部の叢生。上顎第二大臼歯の頬側傾斜および下顎第二大臼歯の舌側傾斜による干渉(B斜面)の増加による下顎の偏位、片側(干渉が存在しない側)咀嚼。第二小臼歯の埋伏傾向。
叢生が著しい例では、犬歯が低位唇側転位あるいは側切歯の歯根を吸収しているものもある。
●顎関節
関節頭が発育不全で小さいため関節空隙が広く、関節頭の動きにアソビが多い。咬合力が弱いこともあり、頬杖や舌緯の不正、唇の悪習癖など外力の影響を受け下顎が偏位しやすい。
●歯周組織
死肉がうすく、付着歯肉が狭い。靭帯が弱く口呼吸による歯肉の炎症が見られる。
●口唇
口唇を巻き込む癖、かむ癖の増加。口呼吸による口唇の弛緩。
●態癖
主に、頬杖や睡眠態癖が及ぼす影響は多大で歯列のアーチの変形、歯の舌側傾斜、叢生、スピーの彎曲の増加、顎位の偏位などが引き起こされている。
以上のような、現代の若者に共通して見られる特徴についてをよく理解、把握して、診断、治療にのぞむことが肝要である。
- 投稿者:andy
- 日時:00:10
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