歯周病の検査法2(バナペリオ)
矯正治療を開始し装置を装着しますと、どうしても歯磨きが難しくなり磨き残しの部分に歯垢が蓄積します。
歯垢は細菌の塊で、細菌が歯周組織に侵入し、白血球との戦いの結果、歯周組織が破壊され、歯周病が進行します。
歯周病の直接的な要因であるグラム陰性細菌(Porphyromonas gingivalis, Treponema denticola 及びPannerella forsythia )が歯垢内にどの程度存在しているかを簡便かつ迅速に判定するキットが『バナペリオ』です。
『バナペリオ』を使用すると、チェアサイドで簡単に歯周病原菌の存在を調べることができます。
歯肉縁下の歯垢を採取し(A),バナカードの検体塗布膜に塗りつけ(B)、判定膜を綿球を蒸留水で湿らし、バナカードを折り目から内側に折り曲げ検体塗布膜と判定膜を反応させます(C)。バナプロセッサーにバナカードを入れ、55℃5分間、反応させ(D)判定膜に青色反応があれば陽性です(E)。
上図に示すように検体中にグラム陰性菌が存在しますと、これらの菌が特異的に有しているBANA分解酵素が検体塗布膜中のBANA基質を分解してβーナフチルアミドが生成します。これが判定膜中の発色剤と反応して、青色化合物が生成するのが、測定原理です。
反応で陽性の場合には、特定の抗生剤を処方し菌の減少をはかったり(歯周内科療法)、定期的に徹底的なクリーニング(PMTC)を行い、理想的なお口の中を保つようにします。 図は白水貿易のホームページを参照いたしました。
- 投稿者:andy
- 日時:23:10
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